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ソフトウェアとハードウェアというと、あまり馴染みのない言葉で違いがよく分からないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ソフトウェアとハードウェアの違いを、具体例を挙げて分かりやすく説明します。
また、企業や個人でソフトウェア・ハードウェアを導入する際のポイントについても紹介します。
ソフトウェアとハードウェアについて理解を深め、ぜひ導入時のヒントにしてください。
目次
ソフトウェアとハードウェアの違い
ソフトウェアとハードウェアの違いを簡単に説明すると、次の通りです。
・ソフトウェア:コンピュータに指令を出すプログラム
・ハードウェア:実体を持つ機器
パソコンでいうと、ソフトウェアはWindowsやWordといったプログラム、ハードウェアはパソコンの機器本体のことを示します。
ソフトウェアが指令を出すことで、ハードウェアが正常に動きます。
パソコンやスマートフォンを動かすためには、ハードウェアとソフトウェアの両方が必要です。
ソフトウェアとハードウェアは、人間に例えると分かりやすいでしょう。
実体がない司令塔のソフトウェアを「心や神経」、本体であるハードウェアを「体」とします。
心や精神だけあっても、体がなければ動作をアウトプットすることはできません。
反対に、体だけあっても、心や精神がなければ体は動きません。
次の項目では、ソフトウェアとハードウェアそれぞれについてもう少し詳しく説明します。
ソフトウェアとは
ソフトウェアとは、コンピュータに指令を出すプログラムのことです。
大きく分けて、次の2種類があります。
1.基本ソフトウェア(OS)
コンピュータの基本的な動作の土台となるソフトウェアです。
この後説明する、応用ソフトウェアが動くための環境を作ります。
OS(オペレーティング・システム)という呼び方なら、ピンとくる方も多いかと思います。
パソコンのWindowsやmacOS、スマートフォンのiOSなどが代表的です。
2.応用ソフトウェア(アプリケーション)
特定の作業をするためのソフトウェアです。
アプリケーションという呼び方の方が広く知られています。
例として、文章作成ソフトの「Word」やチャットツールの「LINE」、インターネットブラウザの「Google Chrome」などが挙げられます。
また、業務効率化のための在庫管理や顧客管理といったツールも、応用ソフトウェアに分類されます。
ハードウェアとは
ハードウェアとは、ソフトウェアから指令を受けて動く機器のことです。
目に見えないソフトウェアと違い、実体があり目に見えます。
パソコンやスマートフォンの他、ゲーム機器やレジ(キャッシュレジスター)などもハードウェアにあたります。
ハードウェアには5大装置と呼ばれる5つの要素があります。
5大装置について、コンピュータのデータの流れに沿って説明すると以下の通りです。
1.入力装置
キーボード、マウスなどでコンピュータに情報を入力する。
2.記憶装置
入力された情報が、メモリに保管される。
3.制御装置
4.演算装置
コンピュータの頭脳であるCPUが、入力された情報を解釈する。
また、記憶装置からデータを読み込んで計算処理をする。
5.出力装置
結果がディスプレイやスピーカーなどに送られる。
装置 | 例 |
入力装置 | キーボード、マウス |
記憶装置 | メモリ、HDD |
制御装置 | CPU |
演算装置 | CPU |
出力装置 | ディスプレイ、スピーカー |
ソフトウェア・ハードウェアを導入する際に知っておくべきポイント
ここまで、ソフトウェアとハードウェアの違いについて解説しました。
では、ここからは企業や個人でソフトウェア・ハードウェアを導入する際に、知っておくべきポイントについて紹介します。
ソフトウェアを導入する場合
ハードウェアがあれば、好きなソフトウェア(アプリケーション)を入れることでやりたいことに合わせて機能をカスタマイズできます。
パソコンやタブレットが1台あれば、複数のソフトウェアを入れてさまざまな業務に活かすことが可能です。
導入時にシステム開発会社に相談すれば、自社で使いやすいようにカスタマイズしてもらえる可能性もあります。
ソフトウェアは、アップデートやメンテナンスによって機能が改良されます。
ハードウェアを導入する場合
新しくハードウェアを導入する際、現在使っているソフトウェアを引き続き使える場合もあります。
1つのソフトウェアを、複数のハードウェアで使用することも可能です。
ただし、どのソフトウェア・ハードウェアも必ず互換性があるとは限りません。
新しいソフトウェアやハードウェアを導入する際は、必ずOSが対応しているかを確認しましょう。
まとめ
今回は、ソフトウェアとハードウェアの違いと、導入時に知っておくべきポイントについて紹介しました。
難しい言葉ではありますが、仕事や私生活の中で日常的に使っているものだということがお分かりいただけたかと思います。
特に、業務ではソフトウェアやハードウェアは必要不可欠なものです。
業務効率化のためのソフトウェアやハードウェアも数多く開発されているため、活用できるものがないかリサーチしてみてはいかがでしょうか。