農産物直売所および道の駅向けの店舗管理システムについて

バーコードラベルの発行

マスタ登録をするだけで、指定の商品のバーコードラベルの必要枚数分を、簡単に発行する事が出来ます。
あとは野菜や果物などの商品にバーコードラベルを貼付するだけで、販売準備が終わります。

店舗管理システムによっては、用途に応じてバーコードラベルに記載する項目（賞味期限ななど）を設定出来ます。
その為、利用者の希望に沿った形で作製されたバーコードラベルを、簡単に発行する事が出来るのです。

生産者の振込み口座への自動支払い

農産物直売所や道の駅で商品を販売するとなると、生産者ごとに振込み先（金融機関）が異なる場合が多いです。
ですが、この店舗管理システムであれば、生産者ごとに振込み先を指定さえすれば、あとは金融機関への振込み情報を作製するだけで、自動入金する事が出来ます。

上記の機能がない店舗管理システムもありますが、仮に備えているものであれば、バーコードラベルの発行から生産者への振込みをスムーズに行う事が出来ます。

売上情報を生産者へメール配信

期間を指定さえすれば、その間の売上の情報を生産者へとメールで自動配信する事が出来ます。
つまり、農産物直売所や道の駅の売上情報を、生産者は逐一把握する事が出来ます。

この機能を上手く活用すれば、在庫切れという事態を防げる手助けとなります。
その為、販売機会の損失を少なくするのはもちろんですが、お客様をガッカリさせる事も少なくなります。

支払明細書の発行

全ての農産物直売所および道の駅向けの店舗管理システムに搭載されている訳ではありませんが、POSシステムと連携する事で、生産者への支払明細書が簡単に作製出来ます。
締日あるいは月末に集計を行うのですが、支払明細書は日別・分類別に作製可能です。

この機能も用いる事で、バーコードラベルの発行から生産者の方々への支払い、そして支払明細書の作製を1つのシステムで網羅する事が出来ます。

賞味期限の管理

こちらもPOSシステムと連携する事が必須になりますが、商品ごとに販売期限を予め登録しておく事で、様々な場面で役立てる事が出来ます。

例えば、賞味期限切れの商品を誤って店頭に陳列してしまったとしても、会計をする際にアラームを出す事で、販売を防ぐ事が可能です。
また、賞味期限が近い商品も情報として参照出来るので、値引きして販売する事が出来ます。

農産物直売所

以上のような機能を備えた店舗管理システムを農産物直売所で活用する事で、下記のような業務を一連の流れとしてスムーズに行う事が出来ます。

1. 商品を仕入れてからのバーコードラベルの貼付
2. 販売情報に基づいた生産者への支払い額の算出
3. 支払明細書の作製
4. 生産者の銀行口座へ自動振込み

農産物直売所の業務の流れを踏まえた上で、効率的に管理出来るように店舗管理システムは設計されています。
その為、農産物直売所にて行われる業務を効率化出来るのが、店舗管理システムの活用メリットになります。

道の駅

道の駅の場合だと、農産物直売所だけでなく、他の売店やレストランも開かれている事がよくあります。
そんな時には、オプションもしくは別プランで、複数の店舗を管理出来る本部機能を搭載した道の駅向けの店舗管理システムを活用する事で、効率的に管理出来るようになります。

POSシステムと連携する事が必要になるかもしれませんが、店舗ごとの売上情報の参照および一括管理が可能になります。
また、商品の仕入れが発生する関係上、必須とされる買掛管理や在庫管理を行える機能も搭載しています。

その為、農産物直売所と同じように、道の駅を管理する上で必要な管理業務の効率化が、店舗管理システムを活用するメリットになります。