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近年、多くの企業が取り入れ始め、普及してきているサブスクリプション。
略してサブスクとも言われるのですが、言葉自体は聞いたことがあっても、意味や定義を知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事ではサブスクとは一体どのようなものかについて解説し、目新しい・珍しいとされるサブスクの実例にいたるまで紹介していきます。
そもそもサブスクとは
サブスクリプションとは、「定額の料金を支払うことで、製品やサービスを所定の期間利用することができる」形式のビジネスモデルを指します。
英語では「予約購読」や「定期購読」という意味で、日本でも新聞や雑誌などが昔から多くの人に利用されています。
数年前まではそれほど馴染みのある言葉ではありませんでしたが、近年はおもに動画配信サービスや音楽配信サービスが普及してきたことでよく聞くようになりました。
メリット
サブスクのメリットはコストパフォーマンスが良いことです。
例えば月500円で数万本の動画が見放題など、本来であれば数万円とかかってもおかしくないようなものでも安い金額で利用することができます。
レンタルDVDで換算すると約2本分の値段で1ヶ月数万本の動画が見放題になると考えれば、かなりのコストパフォーマンスの差です。
また、多くのサブスクリプションサービスでは「初回登録から1〜3ヶ月無料」、「期間内に解約すれば支払い無し」というキャンペーンを行っています。
まずはサブスクがどのようなものか知ってもらうためにも無料期間が設けられているのです。
デメリット
サブスクリプションのデメリットは解約するとそのサービスを利用できなくなってしまう点にあります。
動画配信サービスで例えると、DVDを購入すればほぼ恒久的にその映画を観られますが、サブスクリプションの場合は解約してしまうとその映画を観られなくなります。
また、配信者側の都合で映像作品の配信が終わってしまうことも多々あります。
サブスクの珍しい例
動画配信や音楽配信のサブスクは誰しもが聞いたことのあるものですが、現在は珍しいサブスクも多いです。
「そんなサブスクあったのか」と驚かされるようなものばかりなので、ここからはそんな珍しいサブスクについて紹介していきます。
管理システム
サブスクと言えばB to Cがイメージされやすいですが、B to Bの顧客管理や商品マスタなどの管理システムサービスもサブスク化されています。
システムを購入していきなり社内に導入するよりも、実験的に導入をしてみて、今の会社に本当に必要であるかを判断できるのがメリットです。
管理システムの導入によって業務効率の向上が図れる一方で、管理システムの導入には初期費用がかかりますが、サブスクでの導入なら初期費用がそれほどかかりません。
初期費用がネックとなり「管理システムを導入したくてもすぐにはできない」という企業様にもおすすめです。
ただし、サブスクで管理システムを導入するとランニングコストがかかるため、必要のない機能の導入は損害を招いてしまいかねません。
実験的な導入で必要な機能が把握できたら、不要な機能に関しては契約を解除し、必要になったら再度導入していくという方針を取るとよいでしょう。
近畿システムサービスでも現在、管理システムの開発を進めています。
在庫管理や発注管理といった手間のかかる作業を簡単に済ませるために必要な機能を実装予定なので、興味を持っていただけたら気軽にお問い合わせください。
香水
まず紹介する珍しいサブスクの例が香水のサブスクです。
香水一覧から好みのものを選ぶと、毎月1ヶ月分の香水が届くというサブスクリプションサービスです。
有名なものからマイナーな香水まで、数百種類の香水が取り揃えてあり、中にはフルボトルで買うと3,4万円するものも選べます。
また、自分で香水を探すのではなく、お任せでAIに香水を選んでもらう方法もあるので新しい香水を探してみたい人にも打って付けです。
利用者は20~30代の若い女性が多く、高級で普段は手が届かない香水を試すことができる点が人気の理由となっています。
腕時計
腕時計のサブスクは「ブランドの腕時計に興味があるけど100万円以上する高級な腕時計は簡単に買えない」という方向けのサービスです。
このサブスクでは月額2万円程度で100万円を超える時計をレンタルできます。
高級な腕時計を試してみたい方や大事なシーンで身につけておきたい方におすすめのサブスクとなっています。
家具・家電
続いての珍しいサブスクは家具・家電のレンタルサービスです。
レンタル価格はものによって様々ですが、単品やセットでのレンタルも用意してあります。
現状では配送の関係もあるのか都心部近くでしか利用できないのですが、20~40代の1人、2人暮らしの方に利用されているようです。
「買ってしまった方が安いのでは?」と感じる方も多いかもしれませんが、進級でキャンパスが変わる大学生や、転勤の多い職業の方には「引越しの手間が減ること」や「その時その時の部屋を楽しめること」から人気があるみたいです。
楽器
楽器を始めてみたいと思いいざ買ったとしても、結局弾く時間が確保できずインテリアになるか売ってしまう方も多いと思います。
多くの人がやってみたいと思ったことのあるギターでさえ、購入するとなれば安いものでも数万円かかります。
そこまでお金をかけたのにやめてしまうのは非常にもったいないですよね。
そんな時におすすめなのが楽器のサブスクです。
ギターであれば格安で1ヶ月からレンタルすることが可能で、有名高級ブランドのものでも手の届く金額でレンタルできます。
「楽器を始めたいけれど、飽きてしまって弾かなくなるのがこわい」という方はぜひ利用してみてください。
まとめ
サブスクの種類を珍しい実例と共に紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
今回紹介したもの以外にも面白いサブスクは世の中にたくさんあります。
欲しいものを買うのではなくサブスクを利用してレンタルする生活というのも夢ではありません。
欲しいものがある方は、サブスクでレンタルできないか確認してみてはいかがでしょうか。